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建物の機能と安全性のため、また資産価値も保つためには、定期的な点検と補修が必要です。点検や補修は内容によって、年に数回行うものから、鉄部の塗装工事は3年から6年ごとに、大規模修繕は、10〜12年に一度は、定期的に行う必要があります。
大規模修繕で真っ先に挙げられるのが外壁改修工事です。
鉄筋コンクリートの外壁は、大気汚染物質・紫外線・雨水などにさらされ続けることで傷んできます。
一つには、気温、湿度の変化や雨などでコンクリートの乾燥収縮が繰り返されることから表面が劣化しひび割れをおこします。
もう一つは、コンクリートのアルカリ成分が減り中性化が進むことによって、鉄筋コンクリートの鉄筋部分が酸化(腐食)を引き起こします。コンクリートの中性化は雨などの水分や空気中の二酸化炭素が影響します。
コンクリートを守るために外壁の塗装が重要な役割を持っています。外壁を再塗装することによって鉄筋コンクリートを保護します。
《外壁のチェックポイント》
■塗膜が剥離している箇所はないか
■コンクリートにクラック(ひび割れや隆起)が起っている箇所はないか
■壁面に錆び汁の筋がついていないか
■コンクリートの欠損箇所はないか
■鉄筋が露出して錆びた箇所はないか
■タイル等の壁面があれば、その部分が欠落や浮きはないか
■壁面に炭酸カルシウムの白いかたまり(エフロ)が付いていないか
《外壁改修の進め方》
大規模工事における外壁改修は、防水工事や鉄部塗装と合わせて計画するのが一般的ですが、その場合もまず最初に「改修工事の調査と設計」をすることが大切です。
改修する外壁面積を出し、前述のポイントをチェックして必要な工法を決めていきます。こうして「どこをどう改修する」ということを定めた上で、その費用を見積もります。
当然複数の業者から見積りを取ることになりますので、この「改修工事の設計」とその「設計書」に基いた工期・工費見積りという2段階に分けた考え方をすると、同じ条件での見積書を得ることができます。
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