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階段やベランダの手すり、ドア、階段など建物の外部で雨がかかる鉄部は、腐食が進行しやすい部分です。鉄材といっても鉄そのもので手すりをつくっているわけではなく、多くはメッキをし、さらに塗装をして錆を防いでいます。
建材や塗料の性能は年々よくなっているので、塗装工事では、用いられる塗料がどのようなものかを、確認することが大切です。特に錆止め塗料は、鉛系の油性塗料から変成エポキシ樹脂系にと移行しています。価格が大きく違いますが、錆止め効果と耐用年数も飛躍的に高くなっています。
修繕においては、塗装の前に下地処理を行います。錆が付いていれば、まず錆落としを行います。錆がひどいと下地処理の費用も高額になります。
塗装に、どんな塗料を採用するかは、工事の利便性も含めて大規模修繕工事の経済性を、長期的計画に立って考える必要があります。同様の視点から、手すりなどでは、鉄製(スチール)に替えて錆びないアルミ製が用いられるようにもなっており、大規模修繕工事を機に、手すりをアルミ製に交換するケースを見られます。
このように大規模修繕工事を、“補修”と限らず、新しく開発されている技術や製品の導入も含めて、検討することが大事です。
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