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室内の壁を覆っているクロスは長い間には張り合わせた部分が黒ずんだり、結露によるカビの発生でしみができてしまうことも。そうでなくてもいつの間にか全体にくすんできます。
クロスは一部屋単位で張り替えができるので、手軽にできるリフォームです。
クロス選びには
@素材、
A色・柄、
B価格 の3つの要素があります。
好みや用途に合わせて選ぶわけですが、もうひとつ健康に配慮したエコロジカル素材への視点も重要です。一時、ホルムアルデヒドによるシックハウス症候群が大変問題になりましたが、クロス、接着のり(ボンド)とも、現在では健康に配慮をした材料が生産されています。日本壁装協会では「シックハウス対策品ラベル」表示を進めていますし、壁紙JIS商品表示にも「ホルムアルデヒド情報」ラベルがあるので、商品選びの際に確認できます。
素材には、
ビニール系、
植物系、
土壁系 があります。
ビニール系だから安っぽいわけではなく、抗菌性フィルムやフッ素樹脂フィルムをラミネートして、細菌の繁殖を抑え、同時に汚れを落としやすく加工したり、防火性のを高めてあるもの、表面を樹脂加工し、裏打ちにガラス繊維を混ぜることで、水を弾き、縮みを防ぐものなどさまざまな工夫がされています。またリサイクル可能なエコ素材も開発されています。
植物系は、さまざまな素材を漉き込んで壁紙にするものです。最近注目されているのはケナフ紙。ケナフはアオイ科の一年草で、古代から布や紙に使われてきたもので、栽培期間が短い、燃やしても塩化水素ガスが出ないし、そのままでも分解され土に戻るという点でエコロジカルナ素材です。保湿性が高いのが長所。また藁や麻などを漉き込んで、和紙のふうあいを持たせたものも、そのナチュラル感に人気があります。
土壁系では、太古の植物プランクトンが堆積してできた珪藻土を漉き込んだ珪藻土紙がメイン。脱臭効果、吸湿放湿機能があります。また竹炭とセラミックを混合して焼成した多孔質素材は、消臭性能や吸放湿性に優れているとされています。
このようにクロス素材は多種多様。さらにはマンションでも漆喰の壁塗りを請け負う職人さんもいます。
では、クロスの張り替えにかかる費用はどれくらいでしょうか。
中には自分でやるという方もいますが、美しく仕上げるためにはかなりワザがいりますし、クロスを張る工程は、ただはがして張るだけではありません。リフォーム専門業者のクロス張り替えは、使用中の壁紙をはがし、下枠を洗浄し、下地を整え、アク止めやカビ止めを施してから新しい壁紙を張ります。このように本格的なクロスの張り替えをするには、やはり専門家に依頼しなくては難しいでしょう。
リフォーム業者に依頼すると、価格の内訳が
@壁紙はがし代、
A張り代、
B材料代 となって提示されます。
@とAの工賃は、面積で決まります。6畳間だと壁面35uというのが目安です。6畳間5万円くらいから、上は工事内容とクロスの素材によって価格に大きな幅があります。 |