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マンションの住環境
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防犯・防災・安全

マンション全体で共有する災害用備品

大地震等の災害に備える対策は、マンション全体で考えるほうが合理的なものもあります。今回は、共有の災害用備品について考えてみましょう。

救助工具

・バール、ペンチ、金づち、ロープ

地震によって開かなくなったドアや窓を外側からこじ開ける必要が起こり得ます。
家庭で備品をしていないことも多いので、しっかりしたものをいくつか用意します。

・救護担架、階段避難車

非常時にエレベーターが休止した場合、高齢者やけが人を階段で運び出す必要が起こり得ます。
通常のイスやシーツを使った即席担架に比べて、災害時専用の担架や階段車は、操作が非常にラクで、一人でも扱える利点があります。ただし、救護担架が3万円程度、階段避難車は15万〜20万円と高額なものなので、必要性を考慮して検討したいものです。

・トランジスタメガホン

リーダーが居住者に呼びかけるためにメガホンが1つあると役立つ場合があります。
マイク、増幅回路、スピーカーが組み込まれた小型メガホンがよいでしょう。

簡易トイレ

停電や断水でトイレが使えなくなった場合、排せつはどう処理するか。何らかの備えをしなくてはなりません。簡易トイレの重要性を周知しましょう。
マンション全体で、全戸分を備えるか、災害用マンホールトイレなどの仮設トイレを1つ準備しておくかなどを検討します。
また、緊急避難所となる集会所のトイレ用として、既存トイレ用の簡易トイレを共有備品にする必要もあります。

飲料水

マンションの給水システムは、停電すると稼働も止まります。そのため受水槽に給水口を取り付けて災害時は蛇口から取水できるように設備します。現在給水口が付いていない受水槽でも、後から給水口を取り付ける工事が可能です。
増圧直結給水方式(水道局の配水管からマンション各戸へ引き込む途中に増圧ポンプを設置して、高層階へも給水できる方式)を採用している場合は受水槽がありません。停電になると3〜4階以上では水が出なくなってしまいます。その場合の一時的な給水方法を決めておく必要があります。
また、断水した場合の最低限の飲料水確保についても、各戸で行うか、マンション全体で共有するか検討します。

共有の災害用備品は、範囲を広げるとキリがありません。テント、トイレテント、発電機、投光器等まで備えるとなると、災害時にマンション住人だけでどこまで自衛するのかという根本から考えなくてはなりません。ここでは、救助、トイレ、飲料水という最低限の要素のみ取り上げました。


マンションで災害用に備蓄を行っている場合は、何をどこに備蓄しているのかをすべての住人が認識していることが重要です。せっかく備蓄していても、それを知らずに必要なときに使用しなかったということが起こらないようにしましょう。